
<公式設定>
牡羊座B型。図書委員会。摂津の国出身。
本名は不明(それとも農民生まれだから名字はないのか?)
幼い頃に、戦で家も家族も失った暗い過去を持つ。
しかし、戦場でアルバイトをしながらたくましく生き抜き、お金を貯めて忍術学園に入学。
乱太郎・しんべヱとは入学当時から仲が良く、時たまバイトを手伝わせることも。
また、筋金入りのどケチで、少しのことにもお金を請求する。
その耳は小銭の落ちた音を聞き逃すことはなく、三町先まで聞き分けることができる。
「タダ」「安い」「もらう」「あげる」などの言葉に弱く、「高い」「下さい」「払う」などの言葉に渋い。
長期休暇中は、担任の土井 半助が身元引受人になっており、すっかり弟か息子状態。
悪びれもせず子守りやイノシシのバイトを押しつけ、怒られても懲りることはない。
勉強はまったくダメだが、基本的には賢い子。
また、一人で生き抜いてきたためか、同年代の子供よりも冷めて大人びているところがある。
容姿は整っていて、本人もそれを自覚しているのかはわからないが、女装して売り子のバイトをすることも。
一言多いのが玉に傷。
<以下私的設定>
『上級生になったら?』
外見→
中性的な雰囲気を持った美男子です。スラリとした体つき。
女装した時の美しさは、は組メンバーお墨付き。兵太夫と並び、「は組の綺麗処」と呼ばれています(笑)
背丈は、女にしてはちょっと高いかな?という感じですが、そのへんは美しさでカバー(笑)
どこかきつい印象を与える猫目と、真っ直ぐで綺麗な黒髪は健在。
髪は、おろせば腰まで楽に届くくらいです。
性格→
基本的には冷めていて現実的。は組の中では一番「世の中」を知っている子です。
また、一番用心深く、簡単には人を信用しません。
それだけに、一度「こいつは信じられる」と思えば、とことん信頼します。
普段は冷静な彼ですが、辛い過去を持っていることもあり、
親友や恋人など、大事な人が傷つけられたりすると、我を見失うほどぶち切れます。
「ソラユメ。」でのきり丸は、烈火の如く怒り狂うタイプ。乱太郎や三治郎と対極に位置します。
あと、小銭への執着は1年の時ほどではなくなってます。
小銭の落ちた音を聞き分けられる等の特技は健在ですが、小銭を餌につられることはさすがになくなるかと(笑)
上級生になる頃には、1年の時の倍以上稼げるようになってると思うので。
忍者に必要な冷静さや非情さをもってはいますが、本当は優しい性格の持ち主です。
教科→
元々賢い子なので成績にまったく問題はありませんが、本人はあんまり好きではありません。
……というか、私が「机の前に大人しく座っているきり丸」というのを想像できないだけなのですが(笑)
本人が「好きじゃない」と思ってるだけで、周りから見ればオールマイティー。
飲み込みも早く、応用もきくタイプです。
なかでも「まぁ得意な方かな」と思っているのが火薬。
これは、家族同然の土井先生の影響。は組の中でも、特に火薬の扱いがうまい1人です。
実技→
机に向かっているよりは、こちらの方が性に合う、と思っています(笑)
冷静に見えてわりと血の気の多いきり丸は、実戦実習の時はもっぱら攻め。
敵を翻弄して自分のペースに巻き込むのが得意。遊撃手です。
良く使う武器は、苦無と手裏剣。それから、長次に教えられたのか、縄?の扱いも結構得意です。
また、演技達者で言葉が巧み。喜・怒・哀・楽・恐車の術などの心理戦も得意です。
商売人な性格のせいか何なのか、人に取り入るのも得意なので、情報収集でも役に立ちます。
『将来は?』
利吉と同じくフリーの忍者。多分、誰かの言いなりになって動くことはあまり好きじゃないと思うので、城に仕えたりすることはまずないと思います。
利吉と同じくらい有名で、腕の立つ忍びですが、驚くほど高額の仕事料を請求することでも有名。
でも、その額に見合っただけの仕事はします。
それと、乱太郎と違い、きり丸は暗殺も引き受けそうな気がしますね。
それは、「世の非情さ」をわかっているから。でも、人の命を軽んじることだけは絶対にしないと思います。
命を奪うことの重さも、奪われた側の痛みや憎しみや悲しみは、身をもって知ってると思うので。